時代
土地の様子 想像図 台地や丘陵の学校 低地の学校
第三紀から
横浜市全域が海 ○長い間、静かな海の底で、泥や砂が積もり、上総層群が堆積する。
○何度か氷河期と温かい時代を繰り返し、今の丘陵の部分の土地ができてくる。
○長い間、静かな海の底で、泥や砂が積もり、上総層群が堆積し、今の横浜の土地の土台の部分ができる。
間氷期 海面が高い時代 ○最後の氷河期の前で、海面が高い。今の台地の土台の部分(下末吉層)が積もってできる。 ○今の低地の部分にも、台地の部分と同じ層ができていたはずである。しかし、氷河期の川の流れて削り去られて谷や川の流域部となる。
最後の氷河期 海面は100E低下 ○丘陵や台地の部分は完全に陸になり、そこを川が流れて谷を削っていく。ブナや針葉樹などの寒い地方の植物が生い茂る。 ○最も海面が下がった時には東京湾は完全に干上がってしまう。遠い海に向かって流れの速い川が土地を削る。
富士箱根の噴火 活発な火山活動 ○箱根山や富士山は40万年も前から活動してきた。火山灰は偏西風に運ばれて横浜の土地に少しずつ積もっていく。大爆発で軽石の層が積もる場合もある。 ○陸になっていた部分には同じように火山灰が降ったはずだが、やがて海の底となって流れてしまったことが多い。
縄文時代 海面が高い ○今の台地・丘陵部分は半島の用になり、その海沿いの部分は波に削られてがけになってくる。その丘の上に縄文人が住んでいた。 ○氷河期に削られた谷の部分が静かな内海となる。そこに川が運んだ土砂が積もり、埋め立てが進んでいく。
○この静かな海で縄文人が貝や魚を捕っていた。
人間による 広がる埋め立て地 ○丘陵や台地の上は農地や住居に利用され始める。
○現代では台地や丘陵の上は人工的に平坦にされた部分が多く、住宅地として利用される。
○江戸時代は吉田勘兵衛が、大正時代には浅野総一郎などによる埋め立てが進める。戦後も埋め立てが進む。