地学教育と防災教育で未来を拓くサイト
横浜自然史博物館@virtual

緊急ドキュメンタリー動画公開
  「地震予報 2013」
VHF帯域 FM電波モニター観測による地震前兆観測研究

地震の起こる、場所、時、規模は予測可能か?

★八ケ岳南麓天文台 台長 串田嘉男 氏の18年に渡る取組み。その使命感、観測と予測方法の実際、現在推定している大地震等を館長が密着取材、ビデオ化。

★串田嘉男氏は、日本の地震予測観測技術の草分け的存在です。多年にわたり取組んできた「地震予報」技術の理論と実際は、意外と明快で分かりやすいので、多くの方が理解できるように編集に努めました。

★あなたは、串田氏の真摯な人間性、観測現場、その理論と方法、実績を、ビデオから目の当たりにすることができます。地震予報の可能性。それを判断するのは、あくまでもあなたです。


横浜自然史博物@virtualによる串田嘉男氏
地震前兆観測 取材の意図

 

 地震発生の場所、時期、規模が予測できれば、「最善の減災」ができるはずです。
 本サイトとしては、長年にわたり、八ヶ岳南麓天文台台長の串田嘉男氏の「VHF領域 FM電波モニター観測による地震前兆観測研究」取り組みを注目してきましたが、その観測現場の取材を申し入れたところ、快く応じていただきました。

 2012年11月15日に、串田氏はPHP新書「地震予報」の出版をもってこの地震予測に至ったすべての経緯を述べています。
 このサイトには、その三ヶ月前、2012年8月の撮影段階での、苦悩する串田氏の映像が描かれています。 私は、その後、10月に串田氏の天文台を訪問して対談。串田氏による11月中旬の情報公開を、本ビデオコンテンツ公開により、側面から支援する方針を確認しました。

 そして、2013年8月1日、私は一年ぶりに串田氏を訪問。この時点での観測と見通しをビデオに収録しました

 このサイトの目的は、串田氏の出版する新書及び、串田氏の支援者が作成するサイトを支援し、文章だけでは伝わらない、串田氏の真摯な人物像、ペンレコーダーが地震前兆をリアルタイムで描き続ける観測現場の様子、18年にわたる観測活動の実像、観測データか相関関係を導き出し、予測と検証を繰り返す串田氏の取組みを、わかりやすく伝えることです。

平成25年8月12日 
   横浜自然史博物館@virtual 館長 鷲山龍太郎 

串田氏の最新刊「地震予報」PHP新書2012年11月15日発刊

支援ホームページ PHP新書「地震予報」フォローページ 
串田氏の支援者が、PHP新書公開後の公新情報を発信しています

このサイトから得た情報を十分に理解しないまま、「○月○日に○○で必ず地震が起きる。」などの断片的な情報の発信、事実関係を歪曲、誇張した伝達は、厳に慎んでいただきますようお願いいたします。多くの皆様に最新の地学と、観測技術を学び、地震前兆観測現場の実際をよくご理解いただくことを望みます。そのため、本サイトへのリンクは自由です。

串田氏書物も、当サイトも、「○月○日に○○で必ず地震が起きる。」などということを断言、「予言」するものではありません。串田氏はデータ観測から言えることを真摯に伝えようとしているます。地震のメカニズムは、地震学者にも解明されていません。しかし、串田氏のデータ観測が地震のメカニズム理解に資すると私は考えています。串田氏の予測の改訂は、「地震予報」フォローページにアクセスしてください。

地震予報2013  8.1収録 地震前兆No.1778と串田氏との闘いは続く
地震予報2013.8.1八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測状況
(↑↓クリックでビデオスタート)



 2013年8月1日 横浜自然史博物館館長は、一年ぶりで八ヶ岳南麓天文台に串田嘉男氏を訪問した。
 昨年は、東北地方太平洋沖地震を予報できなかった悔恨の中、長期継続する地震前兆No.1778との闘いを続けていた串田氏をレポートした。その後串田氏はPHP新書「地震予報」を11月に出版。
 その中で、地震前兆1778の震源を近畿地方、琵琶湖周辺と予測。時期は早ければ、2012年12月末とした。しかし、時期については次のステージへの移行があり得るとして、この前兆については継続報告するフォローHPを支援者の協力により公開している。
 横浜自然史博物館@virtualは、取材した動画を公開し、フォローHPとリンクし、串田法の理解を助ける方針を串田氏と確認した。
 この日八ヶ岳南麓天文台研究室の多数の観測装置ペンレコーダーが刻む地震前兆は、一年前と一見しただけでも異なっていた。地震前兆1778の発生は近づいているのか?横浜自然史博物館は極力客観的な視点から、串田氏の観測をダイレクトにお伝えする。



地震予報2013.8.1地震前兆No.1778地震発生場所予測
(↑↓クリックでビデオスタート)



串田氏は、複数のFM電波局からのドーナツ円が
重なる場所に地震前兆の震源を推定している

 串田氏は、No.1778の発生する場所を近畿地方と予測している。それは、八ヶ岳と高知の二つのFM電波発信源からのドーナツ円に重なる場所がそこだからだ。
 地震のタイプは浅い地殻地震
 規模はM7.9としている。
 なお、発生時刻は朝か夕方と読めると言う。
 この串田法の詳細は昨年のビデオを参照されたし。


この方法によると、地震前兆1778の震源は琵琶湖を
中心とした近畿地方となる

地震予報2013.8.1地震前兆No.1778今後の見通し
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通常の地震前兆は、出現して極大となり終息したのち地震発生となる。

しかし、地震前兆1778は、終息して発生となるかと思うと
その時から次の前兆群が出現することを5ステージ繰り返してきた。


8月1日現在、第五ステージがどうなっていくかの推移を観測中
8月1日現在の推定では、この日が考えられる。
しかし、この日から第六ステージが始まる可能性もある。

2013年8月1日現在
14個もあった前兆が6個まで減少している。この先完全な終息を迎え、
地震発生となるか、次の前兆群の出現となるか、串田氏は全力で観測を続けている。
地震予報2012 串田法地震予知法を理解しましょう
予報できなかった東北地方太平洋沖地震
   地震前兆No.1778との闘い

第一章 天文研究者が発見した地震前兆
(↑↓クター(↑↓クリックでビデオスタート)ト)

【要旨】
1 串田氏は、民間天文研究者の著名人であり、相次ぐ彗星発見の実績、「串田彗星」の名でも知られる。八ケ岳に天文台施設を開設し、年間11000人の利用もある人気天文台だった。

2 1993年、流星の大気圏進入を探知するために、FM電波の電離層での散乱を観測していたところ、流星とも、航空機とも異なる説明のできない顕著な電離層の異常を発見。三日後に、奥尻島での最大余震が発生した。

3 その後、注意深く観測しいたところ、関西方面で異常な波形を観測。やがて、1995年1月17日、兵庫県南部地震が発生した。1993年観測開始から、基線の変動と地震との相関を確認していたが、1995年1月15日、基線が異常に太くなる現象からは、兵庫県南部地震は予測できなかった。

4 同年1995年5月24日に、阪神と同じ基線増大を観測。5月27日±に北海道方面にM7以上の大地震を推定。メディアに報告。5月27日に、サハリンで発生した地震(M7.6)は、2000人もの犠牲者を出した。

5 この出来事の後、串田氏は、人気の八ケ岳南麓天文台を閉鎖、想像を絶するデータ観測と予測→検証の実験を開始した。その取組みは2012年現在で、17年目になる。


17年も続けれているFM電波観測 その膨大なデータ

第二章 地震前兆の受信方法
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【要旨】
1 各地方から流れるFM電波を利用して、流星の大気圏突入を探知する装置で、結果的には電離層の状態を観測してペンレコーダー(自動的に折れ線グラフを描く装置)で記録するものである。

2 そこに、説明のできない「うねり」や「ジグザグ」波形が現れ始め、いずれ静穏化するとかなり規則的な間隔をもって地震が発生することに気づいた。

3 「初現」(異常波形が初めて現れる)
  「極大」(最大値と推定される)
  「静穏化」
(地震の起きる前には異常波形が消える期間がある)

5 2012年8月2日現在、1778の場所は東北方面としていたが、11月15日において、他地域であることを串田氏はPHP新書にて発表する。


通常の波形 平坦で細いベースに航空機と流れ星のピーク

典型的な地震前兆波形「ガタン、ガタン…」と異常が出る
問題の内陸地 震前兆No.1778
第三章 地震の規模を推定する
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【要旨】串田氏の地震予知は、波形と実際に起きた地震との相関関係を見い出したものである。これは満天の星の中に彗星や小惑星を見いだしてきた、天文研究者としての卓越した直感と、天体の動きを計算して推定する能力の賜物であることを取材して実感じた。

1 地震の規模は、断層の長さに相関するが、串田氏は地震前兆の継続時間の合計と発生した地震の規模が相関してることを突き止めた。

極大時における変動の継続時間(h)≒主震断層長(km)

2 また、変動波形の変動値からも規模が推定される
マグニチュードとはそもそもは星の等級で親しまれていた単位である。星の等級を見るように、串田氏には地震の規模が読める。


規模を知る基本は、変動の継続時間で、合計が50時間を超えればM7に達するという数式を打ち立てている。

第四章 地震の起きる場所を推定する
    (↑↓クリックでビデオスタート)

【要旨】串田氏は、流星観測を目的としていたFM電波による電離層観測をするうちに、説明のつかない電離層異常を発見。これと地震との相関があることに気がついた。

 FM電波放送局から一定のエリアのドーナツ状のどこかに地震前兆を発する震源地がある。その未来の震源地の上空に、普通ならFM電波を反射しないはずが反射してくる電離層の異常が生じるのだ。複数のFM電波極を活用すれば、その重なる場所が震源地と推定することができる。

 串田氏は、このデータを受信するために、各地に受信装置を配置。そのデータをすべて八ケ岳天文台で受信。24時間リアルタイムでペンレコーダーに記録している。多数のペンレコーダーが書き出す音、それを読んで地震の推定をする串田氏の努力を見ていただきたい。

 地震発生域の推定も、幾何学的だ。17年間の観測と検証の経験則からかなりの確率で推定している。

第五章 地震の起きる時を推定する
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【要旨】串田氏が観測している電離層の異常、地震前兆は、ある日突然現れ、最大値(極大)となる様子が見られ、その後減衰、いずれは完全に終息する。地震はその後発生する。極大時の継続時間の和から、断層長が推定できる。


 極大から終息:終息〜地震発生=3.9:1
 初現〜地震発生:極大〜地震発生=20:13
という対数の関係が見られる。
 この方法で、串田氏は、地震の発生を±数日で予測している。この数値は何を意味するのだろうか?

 地震は、突然起こる岩石の破壊ではないのではないか?

第六章 観測されていた3.11東北地方太平洋沖地震
     (↑↓クリックでビデオスタート)

【要旨】串田氏は、3.11の予報には成功しなかった。そのことでは、多くの地震学者と同じように苦悩している。
「観測者として切腹。死刑に値する。」とカメラの前でも語る。悔恨する串田氏の様子から、この観測方法が実は大きな可能性をすでにもっていることを、視聴者の皆様には澄んだ心で気づいてほしい。串田氏は、これを観測する技術と解析する技術を17年間の取組みの中で獲得してきているのである。
 串田氏は、3.11東北地方太平洋沖地震をしっかりと観測していた。
 しかし、驚きなのは、長大な断層長をもつプレート境界型地震は、初現から発生まで数日というスピード前兆であることである。それに対して、No.1778は、4年間にわたる前兆。これは「ひずみ速度の遅い場所の地殻地震」と串田氏は考えている。

第七章 謎の地震前兆No.1778との闘い
    (↑↓クリックでビデオスタート)

【要旨】地震前兆No.1778は、2008年に出現、2011年3.11と無関係に継続している。3.11以降の無関係に継続していること、異様に長いことから、串田氏は「ひずみ速度の遅い地殻地震」としている。しかし、その規模は、M7を超え、M8に迫るほどの前兆が観測されている。
 このサイトからは、2012年8月段階の串田氏の考えを伝えるにとどまっている。
2012年11月15日に、串田氏はPHP新書の出版をもってこの地震予測に至ったすべての経緯を述べる。
 この章では、2012年8月段階での苦悩する串田氏の映像が描かれている。
 私は、その後、10月に串田氏の天文台を訪問して対談。串田氏の情報公開を、本ビデオコンテンツ公開により、側面から支援する方針を確認した。
 このサイトは、串田氏の出版する新書及び、串田氏の支援者が作成するサイトを支援し、文章だけでは伝わらない、串田氏の真摯な人物像、17年にわたる観測活動の迫力ある実像、観測データか相関関係を導き出し、予測と検証を繰り返す串田氏の取組みをリアルに伝え、視聴する人の理解を深めることを目的としている。

「地震予報」PHP新書2012年11月15日発刊

「地震予報」について、このサイト及びビデオをご覧になる方へのご注意

1 串田氏は、公開実験という方法でこの観測を続けており、実験参加者は、串田氏の活動を支援しするとともに、串田氏から参加者に送られる情報を共有して検証する活動になっています。串田氏からの情報を得たい人は、実験の趣旨に賛同の上、実験への参加を申し込む他に方法はありません。また、その情報は、第三者に遺漏しないことを宣誓しなければなりません。これ意外に、個人的に安易に串田氏に問い合わせ、串田氏の時間を消耗するなどの行為は厳に慎んでください。

2 串田氏は、データから確信をもてたときには、行政や防災当局への情報提供を自身の責任において行っています。 
 防災関係当局者に書物では伝わらない情報を提供することをめざずものです。串田氏と同様に、このサイトに公開している情報以上には、ご相談に応じかねます。ただし、研究者及び防災行政当局者の皆様との対話には、串田氏と協議の上対応します。

3 「地震予報」という情報をどのように判断するかは、情報を利用する本人の責任です。本サイトは、その判断を助ける情報を提供しています。また、「地震予報」は、それが外れた場合に、その人の責任を問うたり、賠償を求めたりするものであってはならないと思います。「地震予知」の研究を妨げてはいけません。

4 地震前兆No.1778については、情報源は串田氏の著書「地震予報」(PHP新書)に一本化されるとともに、関連の情報、の更新情報については、串田氏の支援者が作成するホームページをご覧下さい。

5 私は串田氏の「地震予報」の取組みを映像を通して紹介する立場にとどまります。このページを通して、地震予知情報を伝達するものではありません。

支援ホームページ PHP新書「地震予報」フォローページ 
串田氏の支援者が、PHP新書公開後の公新情報を発信しています