平成23年4月30日
 箱根!神奈川の巨大火山制作委員会の皆様
 神奈川県立生命の星・地球博物館の先生方
 ご協力機関及びご協力者の皆様
 横浜自然史博物館ご来館の皆様

   「箱根!神奈川の巨大火山」第一部 バージョン0.3からの大幅改訂

 皆さまのご協力のもと、平成22年12月、なんとか形になってきた「第一部解き明かされる噴火の歴史」について、貴重なご意見、ご指導をいただきました。
 三人の先生の貴重なご意見をベースに、相原先生、岡田先生、澤野先生、本当にありがとうございました。素人代表の私の妻からは、7点(100点中)という厳しい評価でした。

 生命の星地球博物館にて、平田先生、笠間先生、山下先生の監修をいただき、協議した結果、第一部の構成の問題点が明らかになり、第一部を解体し、まず箱根の地形の見方の基本を押さえることからはじめるべきだとの方向性で一致。第一部「火山の博物館」を独立して誕生させることになりました。
 やってみると第一部は楽しいつくりとなりました。私が務める横浜市立北綱島小学校の合唱部の皆さんもご協力いただき、かわいい歌声も入って私としては、第一部が気に入っているところです。門田総指揮からも、具体的な指摘があり、大体をクリヤーしたもの第一部「火山の博物館」をupできたところです。


「箱根!神奈川の巨大火山」第一部バージョン0.3への諸先生からののご意見
     これをもとに新一部 第三部を制作中 

精華小学校 岡田 篤 先生 
   神奈川県の箱根火山を通して学ぶ
大地の つくりと変動 〜箱根火山編〜
パソコン、本で調べる、推理する、科学者の思考にせまる
箱根を教材としたすぐれた授業実践研究です。小学校6年生がここまで学習を深め理解できるという事実に感動します。


 横浜自然史博物館.Virtual Home

制作 
「箱根!神奈川の巨大火山」制作委員会
 「箱根!神奈川の巨大火山」制作委員会事務局HP
 横浜自然史博物館.Virtual


 監督 鷲山 総指揮 門田

 

「箱根!神奈川の巨大火山」バージョン0.3ハイライト映像

黒字=主なシナリオ
青字=解説 
赤字=改善点(監督)
緑字=挿入すべき映像

    ↑ 旧作0.3クリックでビデオスタート 17分間 173MB

                  ↓二分割して大幅改訂 

NEW! 新作6月9日 バージョン0.7 up
「箱根!神奈川の巨大火山」新第一部「火山の博物館」Ver.0.6 ビデオスタート↑

NEW!新作4月29日 バージョンup
↑「箱根!神奈川の巨大火山」新第三部 解き証される噴火の歴史 Ver.0.6ビデオスタート
 まだ、岡田先生からの課題はクリヤーしきれていませんがとりあえずup


クリックでビデオスタート 17分間 173MB

箱根は日本の火山の中で最も親しまれている山です。

日本列島の中央部、伊豆半島のつけ根に位置しており、かなり特別な場所を占める火山です。

関東と関西を隔てる交通の要衝でもあり、江戸時代には関所が設けられて、関西から江戸への自然の城塞となっていました。ここで江戸への出入りが厳しくチェックされたのです。

z 箱根火山とは、どのような山なのでしょうか?

そしてどのように成長してきたのでしょうか?

その噴火の歴史を最新の研究成果により説き証していきます。


江戸時代の旅人 特別出演! 吉野史朗 氏  大森美津夫 氏 
ここで江戸への出入りが厳しくチェックされたのです。

★「江戸時代の旅人」
   との遭遇

箱根の関所で撮影をしていたところ、このお姿のお二人(大森氏 吉野氏)と偶然に遭遇。この姿で箱根を歩くのがご趣味とのこと。出演をお願いしたところ快諾をいただき、早速杉並木でのタイムスリップ映像を収録。お礼申し上げます。

箱根とはどのような火山なのでしょう?そして、どのように噴火し、成長してきたのでしょうか。その歴史を最新の研究から解き明かしていきます。まず、箱根はどのような姿をした山なのでしょうか?
箱根は東京や横浜からはっきりと大きく見えています。親子のフタコブラクダを探しましょう。このフタコブラクダのある所が箱根山の中心です。

丹沢・富士・箱根と並ぶ映像

箱根を宇宙から見た様子です。親のフタコブラクダに見えていたものは、箱根火山の中央にある最高峰、神山と駒ヶ岳、そして子どものフタコブラクダはそれよりも低い二子山だったのです。

図が対応していない。
きちんと対応させた対比図に。

箱根映像のテキスト整理

このような形をした火山を「カルデラ」といいます。カルデラとは「なべ」の意味です。そもそも箱根とは「箱のような形をした岩山」の意味です。

ナレーション撮り直し

火山から噴出する溶岩は、成分や温度により粘りけに違いがあります。粘りけのない溶岩はさらさらと遠くまで流れてなだらかな地形を作ります。粘り気のないてんぷら油が流れるとなだらかな溶岩の地形になります。これを繰り返すとなだらかなすそ野をもった火山ができていきます。それに対して、粘りけの多い溶岩は山頂付近でドーム型の地形をつくります。これを溶岩ドームと言います。

65万年にわたり噴火してきた箱根は、さまざまな溶岩が作り出す火山地形の博物館です。

天候には三回のフライトとも恵まれず、強振動と雲に悩まされました。重厚なBGMがぴったりはまった。

空撮を敢行!

湘南ヘリライセンサーズクラブの皆様のご協力で空撮ができました。地上からとはひと味違うアクティブな映像が撮れました。
ご支援ご協力
 神奈川県公園協会

PILOT
山口好一氏
鈴木祥功氏

監督の意図を汲んでサービスたっぷりのフライトありがとうございました。

北側の明神ヶ岳の斜面は比較的粘り気のない溶岩が繰り返し噴出してできた地形です。なだらかな斜面を水が侵食し、たくさんの谷ができています。このようになだらかな火山の斜面は富士山の山麓などでみることができます。
金時山を旋回します。富士との対比が美しい。横浜からもはっきりと視認できる特徴ある地形ですね。古くから活動した成層火山の断片であり、内側に鋭く切り立っています。
ヘリで何度も旋回していただきました。荘厳な光景です。ヘリにはかなりきわどい急旋回をしていただきました。
二子山溶岩ドームです。6千年前にできた新しい溶岩ドームで、駒ヶ岳、神山に続いて南東北西方向に並ぶ。


正式には下二子上二子ですが、親しみやすく「二子山」としてことは可でしょうか?

中央火口丘の神山と駒ヶ岳です。成層火山の上に溶岩ドームが乗った地形。

成層火山のアニメ表示を挿入が必要

訂正:「神山と駒ヶ岳」

成層火山+溶岩ドーム

芦ノ湖付近の駒ヶ岳溶岩流の映像を挿入

ここは3000年前に水蒸気爆発で山体が吹き飛ばされた地形で、会津磐梯山やセントへレンズ火山ににています

地中で半ばかたまった溶岩がおしだされるものも溶岩ドームと言いますが溶岩岩尖とも呼ばれます。

溶岩ドームと溶岩岩尖の関係を整理
(平田先生、山下先生ご指導いただきたく)

大磯丘陵六本松からの絶景

この日の撮影は恵まれ、よい映像が撮れた。ここで「明神ヶ岳」の表示を追加した


酒井:美しい風景ですね。でもとても複雑な形ですね。箱根はどうやってこんなに複雑な形になったのでしょうか。

山下:かつての研究では箱根は昔、富士山のような形をしていたのではないかと考えられていたのです。そう考えたのには理由があります。


久野博士の描いた成層火山を再度空に描いてみる。
久野久博士は関東大震災で大量に露出が見られた部分を精力的に調査して箱根の地質図を作成し、その誕生モデルを創り上げました。


この写真の著作権を確認する作業を進めています。別に現地で調査着姿の写真をみたことがあるので、その方を許可をとって挿入したいと願います。

六本松からの風景を見れば、久野博士のイメージもみんな納得していたことでしょう。

このモデルは未だに教科書にも掲載されているし、そう信じて今でも教えている理科の先生も多いのではないでしょうか。

幻の久野理論による「古期外輪山」のもととなった成層火山

0.2にはなかった金時が出現。
幕山はこの角度からは見えないはず。
しかし、動画上での合成を予定していなかったので、カメラを動かすべきでないところで動かしている。
再撮影が必要かどうか検討中

門田先生の登山技術あっての映像

長尾峠の溶岩流は箱根の中心、大湧谷に向かって流れている。これが久野のモデルと矛盾する。

長尾峠火山の火口位置を表示しないと説得力がない。

神奈川県立生命の星・地球博物館における火山噴火実験で、「成層火山」を作っている。

同じ火道から噴火を繰り返せば、富士山型に成長していく

しかし、箱根火山の溶岩流を一つ一つ調べてみると、中央から広範囲に流れたものはなく、溶岩の流れる方向から推定された火口は左の図のようにかなり分散したものだったのです。

この原図と著作権のクリヤーが必要です。
久野博士の時代の分析装置では溶岩の年代や性質を検出する能力に限界がありました。

その結果久野博士の地質図は、古期外輪山の山体を形成する溶岩は基本的に同じと表現されています。

しかし新しい研究によると溶岩流はそれぞれ別の火口をもつ年代も異なる物であることがわかってきたのです。

この原図と著作権のクリヤーが必要です。

その地質図と火口の位置を推定からかつての地形を推定すると、このような図になります。

「富士山型の山」でなくなったのはちょっと残念ですね。

この原図と著作権のクリヤーが必要です。

神奈川県立生命の星・地球博物館では平成20年に「箱根火山」展を開催していました。

このビデオはこの展示に取材して制作しているものです。

その企画展示の中で、目玉となったのが、箱根の立体模型を一般入館者参加のもとで作っていくという大実験です。

溶岩は古い天ぷら油と天ぷら油凝固剤です。

火山灰や火砕流は、色のついた砂をエアスプレーで吹き上げています。

博物館からも見える二子山をつくる実験。

粘度の高い溶岩が溶岩ドームとなっていく。

神奈川県立生命の星・地球博物館による

「みんなでつくろう箱根火山」

神奈川県立生命の星・地球博物館による箱根火山を作る実験
みんなでつくろう箱根火山」により、箱根火山を創り上げる実験

定点観測写真をすべていただきつないています。

伊豆半島が衝突して基盤岩の上に火山活動が始まりました。最も古いとされる天昭山溶岩と、箱根湯本近くの畑宿付近に分布する畑宿溶岩が65万年前からの噴火活動のはじまりと考えられています。
天ぷら油が流れる映像の挿入

約35万年前からは、現在箱根外輪山を形成する金時山や明星ヶ岳 などの噴火活動が開始したと考えられます。共に玄武岩や安山岩から成る成層火山で、地形や噴出物の内容から、金時山や明星ヶ岳とも、現在はカルデラ内部となっている場所に火山体の噴出口があったと考えられています。

金時・明神などのポイント表示のご監修をお願いします。

約27万年前から23万年前にかけて、引き続き成層火山の活動が続いていて、この時期には箱根外輪山を形成する明神ヶ岳の活動が見られ、その他にも箱根火山の西部では丸岳火山体、現在の元箱根付近に火山体の噴出口があった海の平火山体が活動しました。
27万年前からは成層火山の活動とともに単成火山の活動が活発化しました。

各火口の表示

火山噴火の挿入

久野博士のモデルに対して、新説による模型が完成しました。大きな成層火山と共に、独立の単成火山がひしめく姿となりました。

平田先生、山下先生、この映像への監修ご助言をお願いします。

約23万年前から、箱根火山の噴火の様式は一変しました。
これまでは比較的小型の成層火山が複数噴火活動を続けていたものが、大量の流紋岩質、デイサイト質の溶岩を噴出する大規模な火砕流を伴う噴火活動を見せるようになりました。このような大規模な噴火は約23万年前から約4万年前までに繰り返されました。

13万年前から箱根火山の噴火の形態が変わりました。これまで外輪山の北西と南東山腹で続いていた単成火山の活動が終息し、火山活動はカルデラ内部のみに限られるようになりました。
この時期の噴火はデイサイト質や流紋岩質の溶岩を大量に噴出し、頻繁にブリニー式噴火を繰り返してデイサイト質のテフラを大磯丘陵や伊豆半島北部に降下させました。

約8万年前から4万年前にかけて、箱根火山では再び大規模な噴火が繰り返されるようになった。中でも小原台軽石層、三浦軽石層、東京軽石層は大規模な火砕流を伴った活動であり、特に約6万5000年前に発生したと考えられる東京軽石層の噴火は、箱根火山の噴火の中でも最大級のものであった

これらの噴火によって、カルデラ内には安山岩質、デイサイト質や流紋岩質の溶岩や溶岩ドームが厚く積み重なった火山が形成された。

これらの火山は一種の単成火山の集合体を形成しており、現在の鷹巣山や屏風山、浅間山といった頂上部が比較的平坦な台地状の山体がそれに当たる。

巨大噴火映像の挿入

約2万7000年前からは駒ヶ岳の噴出が始まり、駒ケ岳成層火山が形成されました。そして約2万年前から1万8000年前にかけて駒ケ岳では山頂部に溶岩ドームが形成されました。約2万2000年前からは現在の神山の活動が開始されました。約2万年前頃が中央火口丘内の活動が最も活発で、この頃に現在の箱根火山の中央火口丘の原型が出来上がったと考えられます。
約3100年前、神山北西部で水蒸気爆発の後に大規模な山体崩壊が発生し、岩屑なだれが神山北西部の山麓を厚く覆いました。

現在でも湖尻から大涌谷にかけての神山北西部には流れ山が見られます。また、岩屑なだれは早川を堰き止め、現在の芦ノ湖が形作られることになりました。

今の実物の箱根との対比

う〜ん?

どうでしょうか??

みなさんのイメージを集めたいですね。
 この日は富士山が2000Mラインまで冠雪していましたから、そのラインまで冠雪を表現しました。(鷲山作成)

平田先生、山下先生のイメージ図をお願いします。

酒井レポーター「自然についての考え方は、ずいぶん変わってくるものなのですね!」

山下学芸員「久野博士の考えが間違っていたというのではないのです。当時の分析技術によって、大きな研究成果を上げられた。当時の証拠から推定されたすばらしいモデルだったのです。」

「今はさらに新しい分析技術によりくわしくかわったことから新しいモデルをつくっている。また、明日にでも新しい分析結果が出て新しいモデルが生まれるかもしれない。

それが地学研究のおもしろいところですね。」

0.2から変換していない

第二部「巨大噴火の実像」予告映像

第二部「巨大噴火の実像」


(1)関東地方一円に広がる膨大な火山灰地層の観察

(2)繰り返された巨大噴火の痕跡

(3)火砕流とは何か 雲仙普賢岳映像 水槽実験との対比

(4)東京軽石層の発見(町田教授の追跡)

(5)6.5万年前の巨大噴火を東京軽石層(TP)から解き明かす

(6)TP(東京軽石層)降下軽石の広がり

(7)TP火砕流の広がり

(8)再現CG

(9)まとめ 箱根!それは、愛すべき、しかし激しい素顔をもつ郷土の活火山

第三部「それは、なぜここにあるのか?」予告映像

第三部「それは、なぜここにあるのか」?プレート境界にある火山?

(1)箱根火山の基盤岩(貝化石が出る凝灰岩質の海の地層だが、衝突付加したものである)

(2)伊豆半島の衝突と箱根

(3)板状に貫入するマグマと旧火道

(4)火山噴火のテクトニクス 応力に沿った火道の形成とプルアパートテクトニクス

(5)プレート境界にある火山
すでに第二部第三部の映像もかなり収録済み

乞うご期待!

ver0.3の主な改善点 (鷲山監督)

1 溶岩タイプのアニメにより、「溶岩粘性と火山地形」をわかりやすくした。
2 横浜から見た箱根の遠望とヘリによる接写を対比して、地形イメージをもてるようにした。
3 著作権フリーの挿入曲(2万6千円)を購入し、音楽著作権の問題を解消。重厚なオーケストラ曲によって全体の質感をアップした。特にヘリ空撮の映像とBGMがマッチ!
4 江戸時代の旅人、大森氏 吉野氏の特別出演により、「箱根の往時」を表現できた。
5 久野久博士のイメージを挿入できた。
6 古火口位置と溶岩地質図の変遷から久野モデルと新モデルの対比をすることができた。中学生でこれを見て理解できるかが課題。
7 神奈川県立生命の星・地球博物館「みんなでつくろう箱根火山」の各期表示を行った。 
8 成層火山箱根のイメージを0,2よりかなり改善した。(フォトショップで簡単に作ったものなので、ぜひ先生方のイメージを寄せていただきたいと願います。この作業はおもしろいですね。
9 溶岩流の動画を挿入(群馬大学HPから お礼申し上げます。)
10 久野モデルの成層火山箱根に、金時山を出現させた。幕山はこの角度からは見えないはず?

ver0.3の主な課題 (ver0.3に向けて)

1 実際の火山噴火映像がまだ少ない! 三宅島(鷲山撮影)や雲仙などの映像を挿入しなければ科学映画とは言えない!著作権の問題をクリヤーしていきたい。

2 ナレーション改善。口が回っていない部分がある。映像が固まったら頑張ります。

3 空撮映像ヘリの飛行ルートは理想的。軽い家庭用のカメラを使っているためぶれがひどい。雲が多くてもかえってよい映像もあるが、可とするか?再度空撮に挑戦するか?要検討

4 酒井レポーターは、箱根をバックにオレンジの服装で遠目にも美しくよいが、顔の照度が低すぎる。門田先生が手製のレフ板で頑張ったのですが酒井さんすみません。今後、NHKの「ブラタモリ」のカメラワークを参考にしたいと考える。あれほどの天候は珍しく、この再度収録は難しいか?門田制作総指揮と検討。

5 空撮映像にナレーションを入れるべきかどうか?音楽と映像で引き込むだけでもよいかと思うが。

6 「みんなでつくろう箱根火山」にナレーションを入れるべきか?入れるとくどくならないか?

みなさんからのメールを待っています。
みんなで作ろう!ビデオ「箱根!神奈川の巨大火山」

制作 「箱根!神奈川の巨大火山」
      制作委員会
 
「箱根!神奈川の巨大火山」制作委員会事務局HP
   横浜自然史博物館.Virtual
制作総指揮  門田真人
監督・委員長 鷲山龍太郎
協力 神奈川県立生命の星地球博物館
   神奈川県公園協会 
   神奈川県私立小学校協会理科部会
   湘南ヘリライセンサーズクラブ  

引用・参考文献 神奈川県立生命の星・地球博物館「箱根火山」いま証される噴火の歴史
wikipedia「箱根火山の形成史」