丹沢・伊豆の変動する大地の探求者 か ど た まさひと 門田真人 先生の部屋 元 東海大学付属相模高等学校教諭 神奈川県立生命の星地球博物館 外来研究員 神奈川地学会 会長 |
![]() ビデオ「丹沢の化石サンゴ礁」から |
丹沢枕状溶岩磨き隊! 2013 写真解説ページ 写真 写真記録班 飯島俊幸 先生 文 鷲山 「お正月の1月4日に、丹沢の谷底で溶岩を磨くって???どういうことですか? 世の中には不思議なことをする人たちがいるものですね。想像を絶します!」 と、不思議がられるのも当然ですね。 しかし、丹沢に深い海底から吹き出した溶岩の地層があることこそ、 想像を絶する「神奈川県の大地の始まり」を語る証拠なのです。 |
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![]() 作業開始!落ち葉を落とし、苔を削り、磨き隊!の作業は展開された。 |
枕状溶岩露頭主要部
完全なる玄武岩の塊。 台風による川の浸食で門田先生らに発見された。 丹沢では今のところ、最も新しく、最も規模の大きな枕状溶岩露頭とされた。 |
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主要部作業風景 〜墓石掃除と同じ?〜 落ち葉や苔を取り払う作業は、お彼岸のときの「墓石掃除」と同じだ。 「細石の巌となりて 苔のむすまで」ならぬ、 「枕状溶岩の山に上りて 苔のむすまで」 1400万年の旅を経て、南方の海底噴火が日本列島のど真ん中の山の中から姿を見せている、すごいドラマを語っている地層である。 |
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![]() ![]() 急斜面の露頭は、高度な登山技術をもったメンバーの仕事。スパイダーマンのように、平気でザイルを使いこなす人々だ。 |
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枕状溶岩のサンプル採取
岩を割ったり、動かしたりする専門知識と怪力の持ち主の出番。 小さく割っても、150kgはありそうなサンプルを割り取り、30m上の道路までみんなで運ぶのだ。 |
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150kgの枕状溶岩が運び上げ途中に落下したら命にかかわる。
脚立に慎重に固定して、大勢の力で運び上げた。 |
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![]() 2013年 丹沢枕状溶岩磨き隊! (写真班 飯島俊幸先生と鷲山はカメラをもって撮影中)
丹沢は南の海底で生まれ、日本列島までやってきた 昨年の枕状溶岩磨き隊!2012(丹沢湖近く) |